始動

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前原「かまいませんよ、先に始めさせてもらってますが」 遠藤「すいません…あの子逹にはキツク言っておきましたので!」 前原「いえ、では今日はよろしくお願いします」 遠藤「よろしくお願いします!」 遠藤は前原に挨拶を済ませ、次に高倉のもとへ走って向かう 途中で吉田と峯森の姿を見掛け、前を通りすがる時に遠藤は2人に微笑んだ 急いでるので立ち止まりはしない 遠藤「どーもー!」 走り去る遠藤の後ろ姿を見つめ、峯森がポツリと呟く 峯森「いつ見ても、本当キレイな人だなぁ…」 吉田「ケガがなければ、まだまだ現役で出来る年齢だしな、だが遠藤さんは監督でも相当優秀だぞ」 峯森「あの不良軍団を束ねて全国2位になってるんですもんね…」 遠藤「ではすいません、よろしくお願いします!本当にすいませんでした!」 高倉「いえいえ、よろしくお願いします!」 両監督に挨拶をすませた遠藤は、伏見のために用意された部室へと向かう 遠藤(ふぅ…ところで試合は?) スコアボードに目をやる遠藤 遠藤(1・0で秋田のリードね) そして遠藤はコートに目を移した
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