出会い

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「ねぇねぇ」 蒼介「うわぁ〰!」 蒼介は突然後ろから声をかけられたまらず大声を出してしまう 「しっ、しー!!静かにしなよ、バレるよ!」 声を掛けてきた小柄な男はかなり焦った様子で蒼介の口をふさぐ 蒼介「な、なんだアンタ!?」 「一応サッカー部だよ、でもね、遅刻しちゃって…何とかバレずに入りこみたいんだけどね…うちの監督怖いから…」 蒼介(サッカー部…先輩か?) 「そうゆう君は?偵察?」 蒼介「ちっ、違っ…」 「あ、チャンス!」 蒼介「え?」 そう言うと、その男は蒼介の話を聞かずに走って行った 蒼介(はえ~…) その時、練習は一旦止まり監督が全員を集め何か指示を出している その何十人といる集団の最後尾にその男は紛れ込んだ 蒼介(まぁ人があんだけいりゃあバレねーか…つーか確かにハンパじゃねぇ顔してんな、あの監督) 「大前ーーー!!!」 ビクゥッ 監督の怒声が響く それは離れた場所にいる蒼介にも十分聞こえる声だ 蒼介(な、なんだ!?) 「は…はい…」 すると、先ほど蒼介に声を掛けてきた小柄な男がションボリ返事をする 「走ってろ」 「はい…」 そして小柄な男はゆっくりと走り始めた
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