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峯森「吉田さんに前から聞こうと思っていた事があるんですけど、Jリーグの試合に出場するくらいスゴイ選手なのに近藤くんが当時無名だった伏見に入学を決めたのはなぜなんですかね?」
吉田「実はな、近藤くんは浦和のJr.ユースからユースチームへ昇格が決まっていたんだ、だから彼は家に近い伏見に入学した」
峯森「浦和の、ユースチームって言ったら、かなり強豪ですよね?それをけってまでなぜ伏見だったんですか!?」
吉田「おれも、それは近藤くんに尋ねた事はあるが詳しくは教えてくれなかったよ」
峯森「でもユースチームの昇格を断ってまで伏見でサッカーをやる覚悟なんて出来ませんよね…」
吉田「金城くんと、成宮くんは、ユースチームに昇格出来ずにいたところへ声を掛けたのも遠藤監督って話だ」
峯森「彼らくらいスゴイ実力者がユースに昇格出来なかったんですか!?」
吉田「彼らの場合は、サッカーの実力うんぬんよりも素行の悪さが問題だったみたいだな」
峯森「あ…そうゆう事ですか…」
吉田「当時の伏見は、スカウトやコーチなどはいないから、自分で全て動いていた遠藤さんの気持ちが今の伏見の強さになっていると言っても過言ではない」
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