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笹塚「東先輩、すいません…」
簡単に、前田に抜かれてしまった笹塚が東に頭を下げる
ポン
東が笹塚の肩を叩く
東「気にするな、まだ終わってはいないぞ!」
笹塚「は、はい!」
そして赤道からのボールを前線で金田が受け取りそのままキープしパスの出し所を探す
赤道「テツ!」
ビッ
金田は、もう一度赤道へボールを戻した
赤道はリードしているため無理をせずキープし続ける
吉田「そろそろ終わりかな?だが終わって見れば終始帝光ペースの試合だったな」
吉田が時計を見ながら言った
峯森「えぇ、スピードがある秋田に流れの中からほとんどいい形を作らせませんでしたね」
吉田「あぁ、さすが帝光のDF!カテナチオの異名は健在だ」
その後の試合は吉田の予想通り、帝光がボールをキープし、時間をかせぐ形で試合終了の笛を待った
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