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蒼介「うっす!」
黒岩「は、ハイ!!」
グラウンドには、レギュラー組の先発メンバー11人が体を動かしている
黒岩(ドキドキドキドキ…)
蒼介(よし、やってやる…)
サブ組のメンバーと共に、蒼介と黒岩も続いてグラウンドに入った
審判、副審は2軍の3年生3人が務める
前原「お前ら練習だからと言って手は抜くんじゃないぞ!!」
「ハイ!!!」
審判「では整列してください」
お互いに、気合いの入った表情でレギュラー組とサブ組が整列する
黒岩(東先輩に大前先輩、それに赤道先輩まで…あ、足が震える)
蒼介(さすがにオーラがあるな)
金田「手は抜かんぜ、1年坊主」
ボソッ
蒼介「やってみろよ」
蒼介が、誰にも聞こえないような小さな声で呟く
金田「あ?何か言ったか?」
蒼介「いえ、何も!」
審判「では始めます、礼!!」
「よろしくお願いしますっ!!」
蒼介、黒岩の運命を決める試合が今始まった
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