始まり

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すると、それまで黙っていた父親が口を開いた 父「行って来なさい」 蒼介「…は?」 母「ほら、お父さんだって反対…えっ!?」 まさかの父の発言に、蒼介と母は驚いた 父「行きたいなら行けばいいさ、その代わり絶対に途中で逃げ出すんじゃないぞ」 母「ちょっと…」 蒼介「…あ、あぁっ!する、約束するよ!」 父「じゃあ頑張りなさい」 蒼介「ぃよっしゃあぁー!!」 蒼介は嬉しさのあまり、部屋中を走り回る 母親「もう…甘いんだから」 父「やりたいことをやらせてあげよう」 母親「はぁ…しょうがないわね…蒼介!!じゃあ、おじいちゃんとおばあちゃんに電話してちゃんとお願いしなさいよ!」 蒼介「ういっす!」 こうして蒼介は東京にある祖父、祖母の快い了解を経て、サッカーの超名門校に入ることを目指し、翌日から後輩達に混じり、部活で汗を流した 推薦ではなく、一般入学のため、学力があまりない蒼介は、部活と併合し、猛勉強も始めた
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