始動

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大前(ププッ、怒られた♪) 蒼介「ま、マジかよ!?」 今度は少し小さい声で話しかける 笹塚「うん、君も幸村のプレイを見たら驚くと思うよ!」 中学時代、幸村は10年に1人の逸材と騒がれていた そのファンタジー溢れるプレイは敵味方、観客など全てを魅了した もちろん、蒼介以外の部員は全員幸村の存在を知っている チラ 蒼介は後ろを走る幸村を見た 幸村「ハァ、ハァ…ゼェ、ゼェ」 幸村はフラつきながら走っている 蒼介(ど、どうしてもうまそうに見えんっ…!!) ランニングが終了し、次は、2人1組になりボールタッチを始める 蒼介のパートナーは幸村 片方が手でボールを投げて、もう片方が胸でボールをトラップし、それを足で返す
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