344人が本棚に入れています
本棚に追加
先にボールを投げている蒼介は、幸村に話しかける
蒼介「お前…代表でやってたってマジなんか…?」
幸村「う…うん、一応…」
蒼介(ホント、人は見かけによらねぇなぁ…)
幸村「でも高校からはどうなるかわからないよ…」
蒼介「…ん?なんで?」
幸村「中学までは技術があれば、ある程度やれるけど、高校からはフィジカルがなきゃ上では通用しないと思う…」
蒼介「でもお前、天才って言われてんだろ?」
幸村「…代表の大会でね、海外に行った時、ヨーロッパや、南米の選手と試合して何度も吹っ飛ばされた…」
蒼介(………)
幸村「だから帝光でフィジカルとスタミナをしっかりとしたものにしなくちゃ」
蒼介「…ふ~ん…でも、東京なら帝光より強いチームあるんだろ?何で帝光なんだ?」
幸村「大前先輩がいるから」
蒼介「大前…?あぁ、あれか…」
大前「おりゃ、せりゃ!」
少し離れたところで大前と金田が同じくボールタッチをしている
大前は少しフザけている様子
最初のコメントを投稿しよう!