始まり

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母「じゃあ、向こうに着いたら、連絡してね!あと、おじいちゃんが東京駅まで迎えに来てくれるらしいから」 蒼介「あいよ」 良平「蒼介、頑張れよ!」 蒼介「おう!」 ガシッ 蒼介と良平は握手を交わした 「蒼介、連絡しろよ!」 「応援行くからなー」 「またな!」 蒼介は、見送りに来てくれているみんなとも握手を交わす 蒼介「じゃあな、真弓」 真弓「………」 真弓はうつ向いたまま黙っている 蒼介「ん、どうした?」 良平「おい真弓、泣いてんのか?まさかお前…蒼介のこと…」 真弓「バッ…バカなこと言わないでよ!」 良平「アッハッハッハ!」 真弓の顔は真っ赤になっている 蒼介「お、おい…」 そして、真弓は蒼介の方を向き、手を出した その目には涙が浮かんでいる 真弓「いってらっしゃい」 蒼介「おう!!」 ガシッ そして2人は握手を交わす プルルルルルル(発車の音) 蒼介「じゃあなー!」 良平「頑張れよー!!」 みんなは、新幹線が見えなくなるまで手を振り続けた 蒼介「待ってろよ、東京!」 こうして蒼介の熱い戦いが始まるのであった
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