始動

20/98
前へ
/231ページ
次へ
蒼介(和田先輩…?) 照明が消えた暗闇の中で、和田が1人でリフティングをしていた コーチ「まーたやってるな…」 蒼介「あ、コーチお疲れっす!」 コーチ「おう!アイツな、たまに1人で、あぁやって夜遅くまで、ボールを蹴ってるんだ」 蒼介「そうなんすか、しかし…」 クルッ ポーン トーン クルッ 蒼介「う、うますぎるでしょ…」 コーチ「ハハハッ!和田は、最初推薦で帝光サッカー部に入部したんだよ」 蒼介「え…?」 コーチ「だが…去年の夏前に元々患っていた心臓の病気が悪化してもうサッカーなどの激しい運動は出来なくなってしまった…」 蒼介「そんな…」 コーチ「でも和田は腐らなかったぞ!指導者の道を歩む決意をし、マネージャーとゆう立場で帝光サッカー部にいさせてくれと監督とおれ逹に頼んで来たよ」 蒼介は、和田を目で追いながら、黙ってコーチの話を聞いている コーチ「アイツだけだよ…去年、自己紹介で日本一を目指す!と言い切ったのは…だから監督もみんなも、和田の気持ちを知っているし、和田には一目置いているんだ…だからお前にも和田の気持ちを胸にこれからも頑張ってほしい」 蒼介「…はい」 コーチ「連れて行ってやろう!!国立へ!」 蒼介「うっす!!」
/231ページ

最初のコメントを投稿しよう!

344人が本棚に入れています
本棚に追加