口唇口蓋裂とは

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以下に詩織が通院している病院で行う手術・訓練と、時期を書きます。 ・口唇裂(唇を塞ぎ、鼻を持ち上げる手術。):約生後3ヶ月(5~6kg以上になったら) ・口蓋裂(軟口蓋と呼ばれる上あごの部分を閉じる手術。)またこの時一緒に耳チューブを入れる手術をします。(中耳炎防止のため):約1歳半 ・言語発達訓練(必要であれば、テストして訓練します。口蓋裂があると苦手な発音がある場合があるそうです。):約3歳前後 ・硬口蓋(いわゆる歯茎を形成する手術。腰骨から骨を移植し、歯茎を作ります。):約6歳~8歳。 その他にも口唇口蓋裂の場合歯並びが悪くなる傾向にあるので、歯列矯正やインプラントなど適宜行うようです。 ちなみに詩織は現在5ヶ月なので口唇裂の手術まで終わっています。そのときのことは後述します。 またこれだけ手術があると、かなりお金がかかりそうですが、口唇口蓋裂は育成医療(生きていく上で必要かつ治療を行うと治るという病気を対象とした支援。)の対象になるので、治療費はかなり安く済みます。 口唇口蓋裂の場合、哺乳困難である場合がほとんどなので、その部分が生きていく上で必要。であり、手術をすると改善されるため対象になっているようです。 ちなみに詩織の住む横浜市では手術をしても、入院をしても(健康保健が管轄なので、食事代やリネン代など保健適応外のものは別。)月額上限1万円です。 有り難いです。大助かりです。 .
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