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ショックを受ける私に、旦那さんが優しく話してくれました。
｢きちんと治療すれば、2つともキレイに治るんだよ。だから何も心配いらないよ。｣
旦那さんは全く動揺してませんでした。詩織が産まれて、ハンディのことを1番最初に聞かされたのは彼ですから、直後は動揺したかもしれません。
でもきっと私の性格を考えた上で気持ちを切り替えてくれたのでしょう。
旦那さんは身体や心、様々な角度からのカウンセラーをしているので、自然と私を励ましてくれたのです。
｢それより何より紗奈(私の事です)が無事でよかった。それに詩織だっこさせて貰ったけど、瞳がキラキラしてたよ。きっと心のキレイな子だよ。｣
私の目から涙が溢れました。
ベットサイドで私の手を握りながらそう言ってくれた旦那さんの言葉が嬉しくて、幸せで涙を流さずにはいられませんでした。
私と旦那さんは恋人時代、様々ないきさつで1度別れているのですが、この時心から彼と結婚してよかったと思いました。
私を責めることなく、詩織のハンディを嘆くでもなく、ただただ親子3人揃っていることが嬉しいと、詩織のハンディも治るんだからやるだけだと、そう言って笑う旦那さんを堪らなく愛しく、そしてとても頼もしく感じました。
本当に素敵な旦那さんです。
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