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まぁこのままの方が絡まれなくていいか。
「寒っ」
今日は随分寒い。
俺は布団に丸まりベッドに座る。
いつの間にか部屋の中にメリーがいなかった。
「どうでもいいか・・・寒っ」
ガチャリンコッ!
そのまま眠りに着こうとした俺の耳に、勢いよく扉が開く音が飛び込んだ。
「メリーメリークリスマーーッス!!」
顔を上げるとそこには赤い衣装、所謂サンタ服という衣装に身を包んだメリーがいた。
怪訝そうな顔をした俺だが、それでもメリーはニコニコと楽しそうだった。
俺の言葉を待っている顔だ。
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