逃げ道

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「徳山、親父に電話しとけ。」 前田は段々見えなくなる近藤の後ろ姿を見ながら言った。 「…はい」 徳山はスーツの内ポケットから携帯を取出し電話をかけた。 「相変わらずお前は親父のことが嫌いか?」 「…はい」 徳山は耳に携帯をあて、前田の目をしっかり見て答えた。
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