私のハンカチ

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「由愛はその顔も知らない王子様に恋をした…めでたしめでたし」 「まったくめでたくない!それに、こっ 恋なんてしてないもん!!!」 私は音々に向かって思いっきりいった。 「ほんとお前のその話くだらなさすぎ」 声をしたほうを見て見ると… 「関ちゃん!!」 「関崎くんいたの!?」 いつの間に… 関ちゃんはまどの桟に座り足を組んでいた。 「最初っからいたけど?」 関ちゃんこと関崎 千裕(カンザキ チヒロ) 関ちゃんと私は幼なじみ。でも関ちゃんは最近私に冷たいんだよね。
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