ぼく →帰宅 →遊ぶ →出逢う

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 「有難うございましたぁ。またお越し下さいませぇ」  パートのおばさんの声が後ろから響き、背中にこびりつく。まるでドアまで声で背中を押されてる気分だ。  いや、勿論おばさんにそんな悪意は無いことは分かっているけど、ついそんなネガティブなことを感じてしまう自分がいる。  そんなことを考えていると、出口まで来たところで、結局プレイするゲームを決めていなかったことに気付いた。
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