許容―トラウマに光―

7/7
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
天子「な……馬鹿な事言わないで!」 天子は動揺しながら言った。 天子「どうせ何か企んでるんでしょ!?正直に言って!」 衣玖「別に何も企んでませんよ。」 天子「じゃあ、何で…」 衣玖「簡単ですよ。 私は、総領娘様に仕える者で……総領娘様を愛してるからですよ♪」 衣玖は笑顔で答えた。 ……天子は何も言えなかった。 『愛してる』 そんな言葉を言われたのは生まれて初めてだった…… その時、天子は思った 衣玖は、私にとっての初めての そして、失ってはならない 『友達』 であると……。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!