8人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ
天子「な……馬鹿な事言わないで!」
天子は動揺しながら言った。
天子「どうせ何か企んでるんでしょ!?正直に言って!」
衣玖「別に何も企んでませんよ。」
天子「じゃあ、何で…」
衣玖「簡単ですよ。
私は、総領娘様に仕える者で……総領娘様を愛してるからですよ♪」
衣玖は笑顔で答えた。
……天子は何も言えなかった。
『愛してる』
そんな言葉を言われたのは生まれて初めてだった……
その時、天子は思った
衣玖は、私にとっての初めての
そして、失ってはならない
『友達』
であると……。
最初のコメントを投稿しよう!