2011年7月

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「ミスの値踏み」 やっちまった、と。 そういう瞬間。 次の瞬間には、いや、このくらいなら、とか、こいつは自分が悪いわけじゃないとか。 言い訳じみたものが頭を巡回することはある。 それが卑屈だというのではない。 犯した罪や過ちの非を、自らに納める事が潔いか。 それは常にそうではない。 集団社会。 特に組織において、ミスの再発というものは防がなければならない。 その視点においては、言い訳ではなく、現状分析となる。 美徳観点によってカッコつけても褒められる事は少ない。 責任とは、そういうこともいうのだ。 だから、そう。 俺じゃない。 こいつは俺のせいじゃないんだよ...
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