2011年7月

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「なでしこジャパン」 勝ったから、と言うのではない。 そこに至るまでの軌跡に心は、揺さぶられる。 日本人の強みは『和』。 苦境に対峙したとき。 絶望に打ちひしがれたとき。 救ってくれるのは、同じ思いを抱えた人であり、共に戦おう、頑張ろうと差し伸べられる手である。 ピッチに立つ11人。 ベンチに控える選手。 そして、遠いこの空の下から祈りを捧げる我々。 見えなくとも、繋がった手と手は、きっと全てを可能にするに違いない。 『小学生の頃から憧れている澤さんが夢見ていた舞台で、メダルを取ることが出来て、本当に幸せ』 ある選手の談話にあった。 ひとりじゃない。 みんながいて、分け合えるものがある。 だから、がんばれ。 心からそう、思う。
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