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あーあ。入学当日じゃさすがに友達できなかったなあ
やっぱ私奥手だし人見知りだし、直したいのに全然ダメ
本当に嫌になる
「あの」
美亜「はい?」
この人・・・先生の自己紹介のときに遅れて来た人だ
三上「これ君のでしょ?落ちてたよ」
美亜「え!?」
急いで鞄を見ると大切にしていたキーホルダーが無くなっていた
美亜「あ、ごめんなさい。ありがとう」
三上「どういたしまして」
そう言って微笑みながら私にキーホルダーを渡すと彼は去っていった
あの人・・・かっこいい・・・
その翌日の自己紹介のときに彼の名前を初めて知った
三上宏貴くん
顔も性格も良いなんて
どうしよう、三上くんの連絡先聞きたいな・・・
でも直接なんて聞けないし
そんな時に頭に浮かんだのは三上くんの出身校だった
たしか三上くんは西中学だったよね
だったらあの子がアドレス知ってるかも
そう思った私はすぐに携帯を出し西中学出身のメル友に三上くんのことを知っているか聞いてみた
送信っと
ヴー、ヴー、ヴー
しばらくしてメールを知らせるバイブが鳴り響く
カチッ
――――――――――――――
うん☆知ってるよ(^O^)
三上宏貴くんでしょ?
そういえばヒロも美亜と同じ
高校だったよね♪どうしたの?
――――――――――――――
よかった、知ってるんだ
カチカチカチ
――――――――――――――――
そうだよo(^-^)o
同じクラスなんだぁ♪
ちょっとアドレス知りたいんだけど
教えてもらえないか
聞いてみてくれない(>_<)?
――――――――――――――――
よし!送信
ヴー、ヴー、ヴー
カチッ
――――――――――――――
良いよ(^_^)v
任せて☆
――――――――――――――
よかったぁ
ありがとうとメールを返してしばらく待ってみることにした
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