美亜side

3/4
前へ
/22ページ
次へ
その日の夜 私はメールを待ちながら部屋でソワソワしていた 早くメール来ないかなあ もしかして断られたのかな 学校でも何も言われなかったし 私にアドレス教えてとか言われて嫌だったかな 嫌われちゃったかな ♪~♪~♪ そんなことを思っているとメールを知らせる着信音が部屋に鳴り響いた ドキッ 胸が高鳴る ドキ、ドキ、ドキ 全身が心臓になったみたい 血液の流れを全身で感じてる 私のからだおかしくなりそう 手を震わしながら携帯を開く カチッ 見ると知らないアドレスからだった なんだ・・・あの子じゃないのか 誰かアド変でもしたのかな 紛らわしいなあ そう思いながらメールを開いた ―――――――――――――― 北原さんだよね? 友達から聞いたよ アドレス知りたいなら直接 言ってくれれば良いのに(´・ω・`) まぁよろしくね><             三上宏貴 ―――――――――――――――― みみみ、三上くん!!!! 嘘!え、本当に三上くん!? 夢みたい!!! 夢じゃないよね!? どどど、どうしよ メール返さなきゃ でも、手が震えて上手く文字が打てない こんな不意討ち・・・ 治まっていた鼓動がまた高鳴りだす あ、私・・・三上くんが好きなんだ
/22ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加