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その日の夜
私はメールを待ちながら部屋でソワソワしていた
早くメール来ないかなあ
もしかして断られたのかな
学校でも何も言われなかったし
私にアドレス教えてとか言われて嫌だったかな
嫌われちゃったかな
♪~♪~♪
そんなことを思っているとメールを知らせる着信音が部屋に鳴り響いた
ドキッ
胸が高鳴る
ドキ、ドキ、ドキ
全身が心臓になったみたい
血液の流れを全身で感じてる
私のからだおかしくなりそう
手を震わしながら携帯を開く
カチッ
見ると知らないアドレスからだった
なんだ・・・あの子じゃないのか
誰かアド変でもしたのかな
紛らわしいなあ
そう思いながらメールを開いた
――――――――――――――
北原さんだよね?
友達から聞いたよ
アドレス知りたいなら直接
言ってくれれば良いのに(´・ω・`)
まぁよろしくね><
三上宏貴
――――――――――――――――
みみみ、三上くん!!!!
嘘!え、本当に三上くん!?
夢みたい!!!
夢じゃないよね!?
どどど、どうしよ
メール返さなきゃ
でも、手が震えて上手く文字が打てない
こんな不意討ち・・・
治まっていた鼓動がまた高鳴りだす
あ、私・・・三上くんが好きなんだ
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