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俺らはお盆を持ち、食堂の一番端の席に向かった。
「あっ、忘れてた」
黒騎はは席に向かう途中購買の菓子パンを買った。
席に行くとすでに先着が居た。
席には見た目小学生で長い髪にアホ毛がチャームポイントの瀬戸 千世(セト チセ)が文庫本を読んでいた。
「ほら、本ばっかり読んでないで飯食え」
俺は買った菓子パンを千世の前に置いた。
「いつもボクの為にありがとね」
千世は飛び付くようにして菓子パンを食べ始めた。
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