狂イザクラ。

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「何が可笑しいんだよ・・・」 おかしなことを言ったつもりはないぞ?? 「そんなに僕のこと好きなの??」 そうやって口角をあげ、珍しく目を合わせた。 漆黒の髪と瞳が白い肌に映えている。 胸の鼓動が高まる。 当然のことながら俺は同性愛者ではない。 しかし、キョウには異性・同性といった区分を超越した何かがある。 「そういうわけじゃない・・・」 だが、その時俺はキョウにすべてを話してみたい衝動に駆られた。 「ここは俺にとって唯一自分が自分でいられる場所なんだ・・・」
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