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「「「おつかれさまでしたっ!!」」」
やっと終わった~!
やっと会える///
「めぐーっ早くいきなっ
待たせちゃダメでしょっ」「うんっ
みかありがとうっ」
あたしはダッシュで
音楽室から校門へ。
すると見覚えのある
シルエットが2つ。
サングラスにニット帽被ってても
分かるよ
「お兄ちゃん…
たかちゃん…っ」
「「めーぐっ☆」」
あたしは駆け寄って
たかちゃんに抱きついた。
「たかちゃん…グス」
「めぐ…会いたかった…」
嬉しくて涙あふれて
言葉になんない。
「おーい…忘れないでよー(泣)」
「「あ…ごめん大河(お兄ちゃん)」」
「まったく…
めぐ…チャリとってきな?」
「あ、うんっ」
あーよかった。
早く出てきたから
誰もいなかったよ~
チャリをとりにいって戻ると
「帰ろう」
って言葉とともに
たかちゃんの手が
あたしの手に重なった。
チャリはお兄ちゃんに
渡して先にかえってもらったから
帰り道は二人きり。
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