時の番人

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広い白部屋に大きなモニターが一つ。 その前で、画面に映る人物に向けてひざまずくイルミナ。 彼女に対してモニターの人物が口を開いた。 『はっはっは、相変わらず賑やかだねー君のところの部隊は』 「も、申し訳ございません!お見苦しいところをお見せしてしまって!」 『いいよいいよ、君達らしくて。それより、今回の新入りちゃん達の活躍を報告してくれるかい、イルミナ副隊長?』 「はっ!」 それからイルミナは今回の任務について結果報告を始めた。 『ふむ、なるほどねぇ。彼らの手はそこまで及んでいたのか。今や我が部隊を総動員しても全ての範囲をカバーするには間に合わないぐらいだしね。…こちらとしても有効な手を打たないと。 ということで、イルミナ副隊長。帰って来て早々に申し訳ないけど、一つ頼まれてくれるかい?』 「はっ!どういった内容で?」 『ふふふ。彼には確か親しい間柄の者がいたよね…』 そう言うと、画面の中の人物は怪しげに笑った。 ・ ・ ・
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