視線

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「さっき見てたけど、まだ好きか分からないよ。」 「じゃあ、そのうち好きになるよ。橋本くんは多分アユのこと好きだよ。」 「そんなことないって。」 私は強く否定した。 ピピーッ 純ちゃん達の試合が終わったようだ。 私と芽依ちゃんが振り向くと、純ちゃんと目が合う。 ドクン 私は自分の心臓の音を感じた。 すぐ目を反らすと、芽依ちゃんが 「ほらね。」 と笑った。
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