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「いいよ。」 「えっ、いいの?」 純ちゃんが嬉しそうに聞く。私が頷くと 迫田くんが小さな声で 『良かったな。』 と純ちゃんに言ったのが聞こえた。 なんか、それってまるで橋本くんが私のこと好きみたいだ。 いや…何をうぬぼれているんだ。告白された訳でもないのに。 でも、橋本くんとA高に行けたらいいなぁ。 私はこの時にはもう自分が純ちゃんを好きだと気付いていた。
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