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「なんで聞くの?本当のことだしいいに決まってるじゃん。堂々と付き合おうよ。」 そう言って純ちゃんは私の手を握った。 幸せだ。こんなにドキドキして、でもなんだか暖かい気持ちになる。これが恋なんだ。 「橋本くん、手あったかいね。」 「純平でいいよ。なんかよそよそしい。」 「呼び捨てはしにくいよ。だったら… 純ちゃんにする。私のことも下の名前で呼んで。」 そう私が言うと、純ちゃんは照れくさそうに 「アユ…。」 と小さな声で呼んだ。なんだかくすぐったい気持ちになった。
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