破壊、止まらぬ幻想郷 氷精

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「あの氷精が貴方に攻撃しようとしたからよ」 その視線の先にいた少女、比那名居 天子はニコリとそう言った、幽香は一言だけ何か呟いて天子を抜いて歩きだした 「…………」 天子も気付かぬ程、一瞬だけチルノへと振り返る、そしてニヤッと笑みをこぼした 「さぁ、さっさと帰るわよ、紫達が呼んでるし」 「ええ…」 「でもその前に…」 黙ったまま平手打ちをかます、それに天子は困惑を浮かべた顔で幽香を見た 「貴女も聞こえていた筈よ、無駄な戦いは避けろと…紫の変わりにお仕置きしてあげる」
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