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「……良かったわねチルノ」
幽香の拳はチルノの腹部ギリギリで止まっていた、それを数秒かけて理解したチルノは腰を抜かした
「…………」
「バイバイチルノ」
スッと後ろを振り向きその場を去ろうとする幽香、その後ろ姿をキッと睨みつけ一塊の氷を作り出した
「うわぁぁぁぁ、ガッ!」
しかしその塊は幽香に届くことなかった、チルノの顔に要石が命中したからだ、一瞬だけ悲しげな顔になった幽香だがすぐに攻撃したであろう人物に顔を向けた
「どうして攻撃したの?」
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