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10分後。
長野と古川は一枚の紙を持って戻ってきた。
栗橋
「早かったな!
四限目始まるぞー。
ってか、その紙なに?」
長野
「部活動の顧問をしていない先生のリスト!!
あーんど、部活動をやっていない生徒リストよ!」
自慢気に長野はプリントを栗橋に見せた。
古川
「真面目に、古川が生徒会とか嫌なんだけど!!」
長野
「ぐちゃぐちゃとうるさいわねー!」
長野がガシッと古川の天パを掴んで振り回す←
栗橋
「(・□・)←唖然」
長野
「放課後、私は顧問の先生を探しにいくから。
あんたは生徒会メンバーを探しなさい!
出来れば、何かしら面白い人材がいいわ!」
古川
「てめぇ、いつか絶対ひき殺してやるかんな!」
そして授業が始まり、古川は深いため息をついた。
そして放課後。
栗橋
「小説ならではの時間短縮技ですな。」
古川
「おい、急に誰に話してんだよ?」
長野
「古川くん~☆
こいつを生徒会メンバーに誘っといて~!!」
ドンッと長野が古川の背中を突き飛ばした。
古川
「おい、女。
串刺シニシテヤロウカ。」
長野
「面白い人材見つけたの!
この人この人!!
隠し撮りの写メ見て!!」
栗橋
「古川くんスルー(笑)」
古川は嫌々と長野の携帯電話の画面を見た。
写真に映っているのは、ショートヘアーの女子。
長野
「名前は、
いしのはしじゅんこ!」
栗橋
「いしのはし?
そんな名字いたっけ。」
古川
「石橋弘子だわッ!!
栗橋も知らないの?
めっちゃ有名じゃん。」
栗橋
「………い、いや
いや、知ってたからね。」
古川
「おい、嘘つくな。」
長野
「じゃ任せたわ!
じゅんこを生徒会にしといてねー」
栗橋
「じゅんこじゃなくて、
名前はあゆみだよ!!」
古川
「一文字も合ってねぇわ!」
栗橋
「じゃ、俺は部活(笑)」
古川
「(笑)ってなんだよ。」
栗橋
「ばいばい(笑)」
古川
「真面目に!!!?
石橋弘子と初対面だよ!」
栗橋
「ばいばーい(^p^)」
古川
「おい!!!
…………石橋弘子って、めっちゃ強くて怖いって噂だぞ…
怖っ!」
栗橋
「頑張って♪」
古川
「まだいたのかよ!!」
(作成:369ミロク)
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