ひとつ

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その日、せっかくかりたログハウスにとまることなく。 わたしは病院へ。 まさか、DVをうけたとは言えず、滑ってドアノブにぶつかったと。 医者に説明をした。 たった一人で検査を待つ。 彼は… 私を病院に送ると、逃げるように去っていった。 なのに、サイレントにした私の携帯の着信履歴は、 どんどん彼で埋まっていった。 病院にいるのを知っているのに… 異常だ。 私は静かに電源を落とした。 それが、どんなに危険なことかもわからずに…。
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