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「……………」
正直何が僕の目に映ってるのかよくわからなかった…
家族等から(得に母さんと兄ぃ)切るなと言われ、伸ばして、だいたいセミロングくらいの髪だったのが、背中につくぐらいの髪になり
身長は160はあったはずなのに、10㎝くらい縮み
顔にいたっては、昔から女顔はしていたが、さらに磨きがかかっている…
しかも男の僕にはあるはずの無い胸…それもそれなりの大きさ…
そして男にあるべき物である男の勲章がなくなっているのである
理解不能…その言葉が頭をぐるぐると巡り、無限ループしていた…
だからだろう…誰かが脱衣所の扉をノックしているのに気づかなかったのは
僕が我に帰ったのは、脱衣所の扉が開く音だった
ガチャ
「栞?なにし…………」
「に、兄ぃ…?」
…時が止まった…そう感じる空間だった…
ゆらりと兄ぃが動く…そして、キラリと目を輝かせ…
「いただきまぁあああす!!」
とか言いながら僕に飛び込んできた
「え…ちょっと!?…うわっ!?」
頭もろくに働いていなかった僕は、兄ぃの飛びつきを回避出来ず押し倒されてしまった
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