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「………っ!?」
僕はシャワーを浴びながら目を覚ました。どれだけ寝たかわからないが、もしかしたら時間がやばいかもしれない
「やばいやばい!」
僕は慌ててシャワーを止め、脱衣所に出た
風呂場に掛かってる時計を見ると、8時15分…今から普通通りに着替えて、朝ご飯を食べていると家を出るのは約30分後。朝のSHRが8時50分からで、家から学校までが約20分…つまり…
「遅刻しちゃうじゃん!?」
急ぎすぎて、気が動転してしまい、僕は頭も体も拭かず、ドライヤーのコンセントを入れようとした時だった
髪から滴った水滴がコンセントプラグに付着し
僕はそのままプラグを差し込んでしまい…
バリッ!
「うわああっ!?」
体中をありえないくらいの電気が走った気がした…
気がしたっていうのは何故か僕には痛みのような物はなくて…ただ、なんとなく何が起こったと漠然に思っただけだった
「一体何が…」
僕は起きた事を理解しようと辺りを見回すと、ドライヤーが黒煙をあげていた…電気の逆流で壊れてしまったようだ…お気に入りだったんだけどなぁ…
とりあえず座り込んでいる時間もないので立ち上がる…すると洗面台の鏡が目に映り…
「……………へ?」
鏡には僕とそっくりの【女の子】が写っていた
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