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「いち…にぃ…さん…………23」
まだここに一時間しかいない
「ってかさぁ、いっぱいドアあるんだから入れば良いじゃん?」
そう言うと一機は適当にドアを開けた
「ぅおぉ」
ドアの向こう側は壁になっていた、
16部屋開けたが、どれも壁になっていた
最後の一部屋
どうせ―――とか皆も思っただろう
一機はドアを開けるといきなりドアを閉めた。
「…どうした?」
「壁じゃなかった。見てると吸い込まれそうな真っ暗な闇。」
一機はそう言うとそこのドアを開けた。
皆は口をあんぐりさせながら黙って見ていた
十秒ぐらいするとドアを閉めた。
「誰か中見てこいよ。」
「嫌だよ。雪で試してみたら?」
そう言うと私は部屋の端にいる雪を引きずって持ってきた
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