第一章

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「やっぱりおれは村にいくッ 誠策との約束破っちゃうけど… なんだか嫌な予感がするんだッ」 白龍は歩きながら陳騎へ伝えた 「… 白龍を一人ではいかせられない… 僕もいっしょに村に向かうよ」 「陳騎… ありがとう 行こう!」 そして二人は村へと走り出す 一方 村についた誠策は… 「これは酷い…」 村の家々には火が放たれ山賊が走りまわっていた 「家に急がなくては夫人がっ…」 「せっ 誠策っ 」 血だらけの村人に声をかけられた 「大丈夫ですかッ」 「お前の家の前に山賊が群がってなにかしている… はっ はやく… たすけっ …」 村人は息をひきとった 「すみませんッ」 誠策は走った やがて火のついた家が見えてきた すると家の前で山賊が10人ほどで囲んでいた
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