576人が本棚に入れています
本棚に追加
「やっぱりおれは村にいくッ
誠策との約束破っちゃうけど…
なんだか嫌な予感がするんだッ」
白龍は歩きながら陳騎へ伝えた
「… 白龍を一人ではいかせられない…
僕もいっしょに村に向かうよ」
「陳騎…
ありがとう
行こう!」
そして二人は村へと走り出す
一方
村についた誠策は…
「これは酷い…」
村の家々には火が放たれ山賊が走りまわっていた
「家に急がなくては夫人がっ…」
「せっ 誠策っ 」
血だらけの村人に声をかけられた
「大丈夫ですかッ」
「お前の家の前に山賊が群がってなにかしている…
はっ
はやく…
たすけっ
…」
村人は息をひきとった
「すみませんッ」
誠策は走った
やがて火のついた家が見えてきた
すると家の前で山賊が10人ほどで囲んでいた
最初のコメントを投稿しよう!