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「なんだぁ~
あいつは 」
山賊は誠策に気がついた
タッ タッ タッ
誠策は前方に落ちている鍬を掴み 全力で山賊にむけてはなった
ブォン ブォン
ブォン
ザクッ
その鍬は手前にいた山賊の脳てんに直撃した
「いぎゃぁ~ 」
「おっ おい
あいつを殺っちまえッ」
ぉおお~っ
スパッ
ザシュ
スパッ
誠策は冷静に相手を分析し確実に相手の急所へ一撃でいれていった
「おい
あいつ強ぇ〰ぞ
囲むぞ」
5人で誠策を囲んだ
「たった5人でわたしを囲んだところで無意味です」
誠策は言葉を発した瞬間回転して的確に相手の喉をかっ切った
「うぉぉおおぉ」
2人が死を覚悟に誠策に突っ込んできた
誠策はすれ違うときに1人の喉をかっ切り、後方からもう一人心の臓を的確に貫いた
「おっ おまえはなんなんだ」
腰を抜かしながら頭らしき山賊はいった
「自分の家を燃やされておいて怒りを感じない人間はいますか?」
普段の誠策からは想像できないくらい冷酷な顔冷たい声だった
「こんなやつがいるなんてっ」
山賊は恥も知らず誠策から逃げ出した
ブン
グサッ
誠策の投げた剣が山賊の胸を貫いた…
ドンッ
バタン
「夫人ッ
夫人!?」 「ぅう…」
夫人をなかに閉じ込め火を付け夫人がもがき苦しむのを山賊は楽しんでいた
そのため夫人の半身以上が重度の火傷をおっていた
「夫人ッ 大丈夫ですか!?」
誠策は夫人を担ぎ上げ外にでた
「せっ… 誠策
白龍は?」
「白龍は河原で身を隠しております
ご安心ください」
「よかった…
白龍のことはあなたに任せます
わたしの…
わたしたちの希望を…
誠策…
あなたに託します…」
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