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その後、孔明達は無事江夏に到着した
「 孔明、無事であったか!
して呉を動かせたのか?」
劉備は孔明が無事帰ってきたことに喜んだ
孔明は、呉で決まったことを詳しく説明した
「 そうであったか…
すぐに軍を編成し、呉に向かおう。
孔明、ところでそちらの御仁は?」
劉備はホウ統を見ながら孔明に尋ねる
「 ホウ統と申します…
力になれるかわかりませんが、此度の戦にお力添えしに来ました。」
ホウ統は話し終わると劉備に礼をする
「 貴方が…
貴方が孔明に並ぶ鳳雛先生ですか!? 」
劉備が驚いた表情でホウ統を見つめると
「 それは世間が決めた話し…
私は孔明の足元にも及びませぬ。」
ホウ統が礼をすると
「 我が君…
そのくらいで…
すぐに軍議を開き、江夏、夏口の守備、戦に赴く軍の編成をしませんと… 」
「 そ ・ そうだな…
すぐに軍議を開く!
直ちに諸将を集めよ!!」
劉備の声で兵達が一斉に将を集めに部屋を退出した
しばらくすると、劉備軍の将が集まり軍議を始める
「 急な徴収で済まない。
呉が開戦を決意し、我々が初戦を引き受けることになった。
この初戦を勝利し、我々の力を呉に、曹軍に見せつけようぞ!!
そのために、この江夏、夏口を守備する者、戦に赴く者の割り当てをいたす。
孔明!」
劉備は皆に説明すると編成のことを孔明にふった
「 この初戦が今後を左右します…
私がこの初戦を引き受けたのは、皆の力が曹軍よりも、呉軍よりも優れているからです。
この戦は今後の私達にとっても大事な戦…
この戦を勝利で飾るかは皆の働きにかかっています。
まず、この江夏、夏口を守る将…
江夏には、関羽将軍、補佐に関平を
夏口には、張飛将軍、劉キ殿にお願いしたい…
残りの将は初戦に…」
孔明が話し終わると張飛以外の者は納得した
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