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「 軍師!!
おれが守備とは納得いかねぇ!!
おれらの力を見せつけるなら何故おれと関羽が守備にまわるんだ!? 」
張飛は納得いかないとばかりに孔明に詰め寄る
「 江夏、夏口はいまの我らの最後の砦…
曹軍が軍をさいてこの江夏、夏口に攻めてきたらどうします?
ここを落とされないように優秀な将で守らねばなりません。」
孔明の話しに張飛は照れながら渋々納得した
するとホウ統から提案がでる
「 すみません…
一つ提案があります。
どうでしょう、張飛将軍の代わりに誠策、陳騎の二方で守備をしてもらっては?
二人は知人なので、二人の才は私も知っています。
二人に守備を任せても安心かと思うのですが…。」
ホウ統が孔明に異議を唱えると、張飛がのってきた
「 誰だか知らねぇが、そいつの案に賛成だ!!
誠策ならどっちを守らせても安心だとおれも思うぞ!! 」
「 しかし、彼らは客将…
もし、曹軍が襲ってきて、守りきれなければ…」
孔明はホウ統の案に渋っていた
「 もしよろしければ、陳騎と共に守らせてはいただけないでしょうか?
守りきる自信がございます。
できなかった場合、軍罰を受けても構いません。 」誠策が言うと、陳騎も頷く
誠策、陳騎は、ホウ統が言うからには何かあると踏んで守備をかってでた
「 そうですね…
確かに、張飛将軍の力は必要になる…
関羽将軍には、やはり守りについてもらいたい。
関羽将軍に江夏を、陳騎、劉キ殿と夏口を守ってもらいたい…
誠策殿には、遊撃隊として、どちらにも動けるようにしてもらいます。
次に、先陣を張飛、趙雲両将軍に任せます。
中軍を、我が君と残りの諸将軍を…
後陣を、客将ですが、ホウ統、白龍殿お願いします…
先陣に一万の兵を、後陣に五千、中軍に二万五千の兵を編成します。
先陣は急ぎ準備し、準備が出来たら直ぐに向かいましょう
私も先陣と共に向かいます。
我が君、これでよろしいでしょうか?」
孔明の問いに劉備は頷き、出陣の準備を指示する
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