第1章

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入学式 ずっと校長先生のくだらない話しを聞いていた。 やっと終ったと思ったら今度は別な人がステージに立ち話している。 その人はこの学校の生徒会長らしいけど… どこかで見たことのある顔… 最近見たような… 「あっ!」 思わず大きい声が出た。 そうだ 今日ぶつかってきた人だ! こんな小さくて礼儀知らずが生徒会長だなんて信じられなかった 「えっと…僕が生徒会長の林 嶺です。二年生ですがちゃんと頑張りたいと思います。」 その他にもいろんな人が自己紹介をしていた。 でも他の人なんて聞き流した。 だって… なんだかあの人の名前が心にひっかかる。 「…りょーぅ」 そっと静かに呟いた。
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