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「やった! ありがとお兄ちゃん」
ちょうど勉強にも飽きてきたところだったので、「ナイスタイミング!」と言わんばかりにテンションがあがる私。
お兄ちゃんは部屋のテーブルに私の分の紅茶と
アップルパイをおくと、
「じゃ、ごゆっくり」
そう言って部屋をでていこうとした。
…………が、
私はそれを引き留めるように言った。
「ねえ、たまには一緒に食べない?」
私のそんな気まぐれな提案に、
お兄ちゃんは「あぁ、そうだな」と言って自分の分をとってくるために部屋をでた。
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