ep1:『その子』。

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──梅雨が明けて、 ひさしぶりに気持ちのいい晴れの日。 僕は「今日もいないんだろな」と思って、 バス停を通りすぎようとしたけれど、 ……そこにはまた、 あの子がいたんだ。 また僕に、 その笑顔を見せてくれたんだ。
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