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マサトシ「そして到着だぜ」
トラックが止まったかと思うと、マサトシが話しかけて来た
ドリー「悪いわね。ジムの仕事もあったのに」
マサトシ「そっちは別にいいさ。最悪、オレがいなくてもめぐるかみかる辺りが代理としてやってくれるさ」
ドリー「りーざたちはいないんだったかしら?」
マサトシ「あぁ、何でも長期休暇くれ、とかって何時ものメンバー引き連れて…今はイッシュにいるらしい」
ドリー「また遠くに…」
ここいらで場面の説明と行きましょう。前作を読んだ方はお分かりと思うが、ドリーは今、トレーナーとして、そう、萌えもんから人間になり、かつてのマスターサトルを倒すという目標で、カントーを離れはるか遠くの地、ホウエン地方にやってきたのだ
マサトシ「ところでドリー、体の調子はどうだ?」
ドリー「特に問題ないわ。アカギから転生の石を貰ってからもう3日になるけど、ダルいとかそんな事も無いし」
マサトシ「そうか、なら安心だ。後の事はもすたちに任せてあるから、オレぁもう行くぞ」
ドリー「悪いわね何から何まで」
そう言うドリーに、気にするなと軽く手を上げたマサトシは、そのままトラックを運転し、去って行った
ドリー「…これからは私の旅が始まるわね…その第1歩が…」
もす「あ、ドリーさん!」
ドリー「…まだ踏み出してないんだけど」
もす「はい?」
ドリー「何でも無いわ…久しぶりねもす」
もす「はい。あ、立ち話も何ですね、どうぞ私たちの新居へ」
ドリー「えぇ、お邪魔するわ」
ドリーの今回使わせてもらう家は、新婚夫婦のゴンザともすの家に決まったようだ
ドリー「新婚生活邪魔して悪いわね」
ゴンザ「別にいいさ。フレイと違ってお前なら空気読む奴だし」
ドリー「…そう言う問題かしら…?」
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