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その後、楽しい団欒を終えたドリーたち。片付けはやっておくともすが言ったので、ドリーとローラは二階の自室でのんびりしていた
ドリー「どう?」
ローラ「うん♪楽しかった」
ドリー「そう、なら良かったわ。…明日からはもう旅に出る予定だからね、今日はしっかり休んでおきなさい」
ローラ「うん。ねぇドリーちゃん」
ドリー「何?」
ローラ「さっきもすちゃんとかゴンザちゃんとかが言ってたの聞いたんだけど、ドリーちゃん、ここに来る前何してたの?」
ドリー「ここに来る前、ね…いいわ、話してあげる」
ドリーが姿勢を正したので、それに乗じてローラもドリーの正面にちょこんと座った
ドリー「私はね、アンタと会うまで…と言うよりは昨日までカントーにいたわ」
ローラ「カントーに?」
ドリー「えぇ。カントーでね、とあるトレーナーと一緒に旅してたのよ。そのトレーナーの萌えもんたちと一緒にね」
ローラ「そうなんだ…その人、何て言う名前なの?」
ドリー「サトルよ」
ローラ「サトルちゃん…」
ドリー「ってアンタ誰が相手でもちゃん付けなのね」
ローラ「そうなのだー」
ドリー「はぁ…ま、いいわ。そう言えばまだアンタに私の目標言ってなかったわね」
ローラ「うん」
ドリー「知りたい?」
ローラ「うん♪」
目をキラキラと輝かせ、今か今かとドリーを見つめるローラの頭に、ドリーは軽く手を乗せ、言った
ドリー「リーグチャンピオン、これは只の通過点。私はね、そのサトルに勝負を申し込んで、勝つ。これが私の目標よ」
ローラ「~♪」
ドリーの撫で方が気持ちいいのか、ローラは目を細めて撫でられるままにされている
ドリー「…って聞いてんの?」
ローラ「うん♪ならわたしはそのドリーちゃんの目標達成に向けて手伝う最初の仲間なんだね♪」
ドリー「…かなり私的な目標だけど、いいの?」
ローラ「うん。目標なんていつも私的な事さ…ってわたしと一緒に博士のカバンに入ってたキモリちゃんが言ってた」
ドリー「…ありがとうローラ。一緒に、頑張りましょうね」
ローラ「うん♪」
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