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『だっ誰だ!?』 突如として聞こえてきたその声は濁ったような男の声だった 【永遠なる苦痛を…悪夢を…】 その瞬間頭の中に再度あの映像が繰り返し流れた 巨大な蜥蜴のような生き物が背を向けていた 人ではないのは見て分かるが、気になるのが紅めの男と似た身なりをしていた事だ 『満天?』 ――――ザシュッ// その背の主に話しかけた途端、目の前に巨大な刀が勢い良くそれに突き刺さった 『――――まっ!?』 そしてグラリと崩れる身体は血の海へと消えた… しかし、映像がその場で途切れたかと思うと、又もやその者の背中が目の前に映り同じ巨大な刀が突き刺さるのだった
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