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「理事長とは知り合いでね~、ちょっと私が一言つぶやけばなんでも聞いてくれるの」
楓は携帯を取り出しどこかにかけるようだ
「もしもし~」
『あっ、お久しぶりです…』
上機嫌な楓とは裏腹に、 電話相手はすごくテンションが低い
「明日から女の子を転校先として扱ってほしいのよ。大丈夫、年は17だから普通に通えるわよね?」
何となく話の流れから言って相手がだれだか想像はつく
そう、相手は理事長だ
でも、理事長はなんで楓の言うことは聞くんだろ?
俺はすごく疑問に思い、
首を傾げて話を聞いていた
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