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「巧、起きなさい。早くしないと和也と葵ちゃんがくるわよ?」
下から母さんの声がして
まだ、眠い体を起こして大きく伸びた
時間を見ると、
七時半を指していた
…もうすぐか
俺は下に降りて行き、
家族に適当に挨拶をして
朝ご飯を食べようとしたらインターホンの音が聞こえた
ピンポ~ン
「はいは~い」
母さんが玄関を開けに行った
するとにぎやかな笑い声が聞こえてきた
「おはようございま~す!
巧、迎えに来ましたー」
「あらあら、いつも悪いわね~、普通なら男の子が迎えに行くのに」
「いえいえ!!学校に向かう途中にありますから」
この声は葵か
俺はご飯を食べ終え
急いで準備をした
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