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教室につき、
顔を突っ伏して寝てると
だれかが、笑いながら話し掛けてきた
「おはよう~、相変わらず元気ね~な!!」
こいつは
和田 和也(わだ かずや)
小、中、高が一緒でいわば腐れ縁だ
家が近くよく遊んでいた
「あぁ心配いらね」
「くよくよすんなよ、葵が泣い―――」「だまれ」
ごめん…
「…葵の話はするな」
ごめん…いくらお前でも葵の話題出してほしくない
和田の顔から笑顔は消え、苦笑いになっていたのを見て申し訳なくて
俺は和田から顔を背けた…
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