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扉を開けようと手をかけた時
話しの内容が聞こえてきた
「それにしても巧しつけ~な~!!」
!!
「いつまでも引きずりすぎだわ!」
「前までタイプだったけど今はただの根暗君じゃん!?キャハハ!!」
こいつら…
「まぁ気持ちもわからないわけじゃないけどな…
」
「そう?私はあの女いなくなってよかったけ―――」
ガラッ!!
入ってきたのが俺だとわかると
しゃべっていた三人はバツ悪そうに顔を下げていた
なにも言わず自分の机から弁当を取り出した
そして
俺は怒りの矛先を生徒達ではなく
近くあった机にぶつけ
思いっ切り蹴っ飛ばした
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