第二章 下校時刻

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「へえ、転校生の子って確か女の子だったよね。」   柊は目を細めて、怪しげな表情を作って俺を見てくる。 今度は何だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「誠は手が早いんだねえ。見習わなくっちゃ。」 「んなわけねえだろ。それに何だ、見習うって。」   あー、このついつい入れてしまう突っ込みがいけないんだろうなあ。 「で、本当のところ、どうしてボコられたんだいっ?」   と、柊は満面の笑みで聞いてくる。
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